2022/12/05
こんにちは、歯科衛生士の木村です。
みなさんは、歯周病治療や歯周病ケアのために歯科医院を受診されたことはありますか?
40歳以上の約8割の人が歯周病にかかっていると言われています。歯を失う最大の原因であるだけでなく、近年ではさまざまな病気の引き金にもなることがわかっており、豊かな生活(QOL)を過ごすためのケアとして歯周病予防が注目されています。
今回は、その中でも歯周病と糖尿病の関係について紹介します。
歯周病が進行すると歯周病菌を覆っているバイオフィルムから毒素が出され、歯肉から血管に入り込み血糖値が上昇してしまい糖尿病の悪化へとつながります。
また、糖尿病の方は健康な人と比べて歯周病にかかる確率が2倍以上高く、重症化しやすいとも言われています。
基礎疾患をお持ちの方も、若くて健康な方も、歯科医院での歯周病ケアとお家でのブラッシングでこの先の豊かな生活を守っていきましょう!