2021/03/29
こんにちは。歯科医師の佐野です。
今回は口腔外バキュームについて紹介させていただきます。
歯科治療時に口の中の吸引を行っているこちらは、口腔内バキュームといいます。
直径が約10mmの管で高速吸引を行うもので、治療中に発生する大きな粉塵などの70~80%は吸引しますが、残りの20~30%は直径2μm以下の小さな粉塵(エアロゾル)となり診療室内を汚染すると言われています。
そこで、エアロゾルを減少させる装置として口腔外バキュームが導入されました。こちらを使用することにより、周囲にばらまかれた粉塵の99%以上が取り除くことが可能になります。院内における感染予防対策として、宇田川歯科医院では全診療室に口腔外バキュームを備え付けてあります。
これからも、新型コロナウイルスをはじめとする院内感染予防対策を引き続きしっかりと行っていきます。