2023/07/24
こんにちは!!勤務医の保坂です。
先日、中野にて中野予防歯科研修会の勉強会がありました。
歯磨きなどで鏡を見たときに歯の一部が白く見えてる部分はありませんか?
これは初期のむし歯の可能性があります。
むし歯になる原因は口腔内細菌が産生する酸によって、歯のカルシウムやリンといったミネラルが溶け出し(脱灰)てきているからです。
食事をすれば口腔内は酸性になり、歯は脱灰しますが、唾液の作用により再石灰化が起こり歯は修復されるので、このバランスが取れていればむし歯へと進行しません。
しかし、歯磨きが出来ていなかったり、間食が多い、唾液量が少なくなっている、炭酸などの酸性度の高い飲食物をよく飲むなどという場合は、このバランスが崩れやすくなります。
バランスが崩れてむし歯になり始めた状態が初期う蝕と呼びます。
歯の表面が白く濁りますが、しっかり予防をすれば、歯を削ったりすることなく進行を食い止めることができます。
今回の勉強会ではそういった初期のむし歯を見逃さず、しっかり患者様に説明、予防ができるように講義と実習に参加しました。
今後もスタッフ一同患者様の健康の支えれるように頑張っていきます。
もし気になるようでしたらお声がけください。