矯正治療とは、八重歯、乱ぐい歯(歯の凸凹)、受け口、出っ歯、すきっ歯のようなわるい歯並び、かみ合わせをきれいにそろえて、上の歯と下の歯のかみ合わせをよくすることで、口もとの形を整えるのと同時に、食べ物をよくかめるようにする事を目的としています。
きれいな歯並びに直すことは、口元を美しくするばかりではありません。むし歯や歯周病になることを防ぎ、健康を一段と増進させようとするものなのです。残念ながら80歳で八重歯の残っている方はいらっしゃりません。80歳で歯の残っている方はほとんどの方がきれいな歯並びの方です。このことは、歯並びが悪いと若いうちにむし歯や歯周病で歯を失ってしまうことを表しております。
矯正治療は、生涯にわたり歯を守る予防歯科の考え方としても、とても重要な治療のひとつであります。